黒米味噌の仕込み1
今日は1月にしては暖かな朝。
味噌づくりの為の麹の仕込みをするにはとても良い日でした。
宮崎の農家は秋から冬の時期に味噌を仕込むところが多く、それは冬が時間が取りやすいことと
比較的温暖なので上手くすれば麹づくりもできるからだろうと麹屋さんがおっしゃってました。
1昼夜水につけておいた原料のお米は農園で収穫した黒米とコシヒカリです。
一斗五升(24kg)の麹を仕込むので家中のセイロと蒸し器を総動員して台所と外のかまどで蒸し上げました。
蒸しあがったお米に種麹を上から振りかけて混ぜていきます。
麹菌にとってより良い環境をつくるために温度管理がとてもシビアです。
今日はちょうど宮崎農業高校の生徒さんたちが農園実習に来ていたので
一緒に仕込みを手伝ってもらいました。おかげさまで午前中にはなんとか仕込みが終わりました。
湯たんぽや布団で保温して我が家で一番日当たりの良い子供部屋はしばらく麹部屋と化します。
しばらくの間、部屋が狭くなる上に湯たんぽまで取られてしまう子供達でしたが、
「これが甘酒になるとよ〜。」というと
甘酒が飲めると期待したのか、すんなり納得した様子(笑)で
「こうじ君、こうじ君」と呼んでいます。
つづく