いよいよ25年産米の収穫です。
宮崎はこの1ヶ月間晴天続き
稲の生育もお陰様で早まり、例年より1週間ほど早く収穫時期を迎えました。
突き抜けるような空の青さに黄金色の稲穂が映えます。
10日間で20ha(サッカー場の約28個分、400m×500m)の稲を収穫します。
米づくりは毎年変わる気候に応じて毎年違った管理になります。
今年は田植え時期の3月下旬から4月上旬は気温も例年よりも高く初期生育は順調でしたが
4月中旬より少し気温が低めに推移し、分げつ(株分かれ)が乏しい状況でした。例年より5日遅れの生育。
中耕やチェーン除草で根への酸素供給を促しました。
5月の下旬には梅雨が到来し 、約3週間ほぼ雨模様の日々が続き、草丈だけが伸びていきました。
7月に入ると打って変わって晴れの日が続き、一気に穂も成長し、例年並みの出穂時期を迎えました。
そして、いよいよ収穫。一株一株は少ない茎数だったのですが、1穂に籾は100〜120粒ついてくれていました。
有機の稲づくりは様々な苦労がいっぱい。
しかし、この日の喜びはそれまでの苦労をすべて良い思い出に変えてくれている気がします。