堆肥のおはなし
一般に農業生産においては、田畑に施す肥料の名称はわかっても、
その原料が何なのかまではあまり気にされていません。
本当に安心安全な農作物を作るうえで土に施す肥料の由来まで知ることは大切です。
有機ほ場では原材料、製造工程の不明な資材は一切使用しません。
アグリアートで利用する堆肥にはいくつかありますが、
その中で主軸となるのが「発酵鶏糞稲わら堆肥」です。
こちらが(ぐんけい農園様)です。
こちらの鶏舎では「みやざき地頭鶏」が飼育されています。
なんと1㎡あたり2羽以下という環境でのびのびと飼育されています。
一般的なブロイラーは1㎡あたり15〜16羽ということから比較すると地頭鶏の貴重さがよくわかります。
そこの敷き床に使用されているのがアグリアートの稲わらです。
ここですくすくと育った鶏の糞と敷き床のわらによって「鶏糞稲わら堆肥」ができます。
これを何度か切り返し発酵を促します。
堆肥に白いものが写っていますが、これは放線菌です。
これを畑や田んぼに施すことによって、土中の微生物が活性化し、良質な土壌になります。