種籾の準備
種籾の準備。
小分けした種籾を
日向灘から汲み上げてきた海水20分間浸します。
海水につける事で籾に付く雑菌を抑制したり、種籾に海からのミネラルを補給させるという狙いがあります。
この後、60℃お湯に7分間浸けます。
お湯に浸ける事でばか苗病などの病気を予防する効果があります。
すぐに冷水に入れ冷やします。
ここから数日間種籾から芽が出るまで水の中で待ちます。
有機栽培は種子の段階から農薬に頼らず、自然にあるもので良い苗作りを目指します。
昔から「苗半作」といいますが、良い苗を作る事は作物を作る中で半分を占めるくらい重要な作業になります。
命を繋ぐこの「種」にしっかり愛情を注いで豊作を願うのです。